桜の落ち葉

 イシガメの冬眠に使う落ち葉を拾ってきた。去年から桜の落ち葉を使うようになったんだけど、とてもいい臭いがする。拾っていて気分も晴れ晴れしい。何だかドングリを貯め込む森の主にでもなったような気分である。昼間から公園で酒を飲んでいると白い目で見られそうだが、昼間から公園で落ち葉を拾っていると周囲の目も温かいような気がしないでもない。この葉っぱを数週間水につけてあく抜きをして、冬眠に使う。しみじみ、いい季節である。

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体の洗濯

 お腹を壊していた。熱を出したり喉を痛めたりは少ないかわりに、わりとお腹を壊す。野口整体によると、風邪は体の洗濯というが、体の洗濯をお腹でやっている感がある。先日は食欲がなかったので昼食を抜いたところ、わりと体がすっきりしたという。次回からも、ひどいときはプチ断食やってみようかしらん。まあしかし、暴飲暴食というか、連日ビールやウイスキーを飲んだりしていたので、少し控えめにしないといけないと思う…。
 今日はだいぶ調子も良かったので、シネ・ピピアで「タリーと私の秘密の時間」を見る。シャーリーズ・セロンの増量加減がすごかったのもさることながら、あのゲームやってる旦那を見ていたたまれなくなった男性は私だけではないのだろう…。


映画『タリーと私の秘密の時間』本予告 8月17日(金)公開

高野山

 高野山に行ってきた。
 お大師様がおられる御廟までの参道にはおびただしい数のお墓が並んでいる。戦国武将のお墓や慰霊碑もあるのだが、織田信長明智光秀、上杉、武田、豊臣、石田治部と、面子がデタラメである。少し写真も撮ったのだが、アップするのが怖い…。弘法大師御廟は、何とも言えない空気感があった。さすがに写真は撮れなかった…。
 一生に一度は行っておきたいと思っていたので良かった。実際に行って感じたのはやっぱり、こういうところにこういうものをよく作ろうと思ったよなあということである。発想が常人のそれとはちょっと違う気がした…。
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冬眠の準備

 イシガメ、レモンの食欲が落ちてきた。例年、大体この時期に食欲が落ちはじめる。10月の10日過ぎ、最高気温が20度前後で、将棋の竜王戦をやっていたりする。今日は少し肌寒い。ブログをつけていると、こういうことが確認できたりするので、便利といえば便利かもしれない。これからは絶食させて、落ち葉を拾ってきたりアク抜きをしたりと、冬眠の準備をしてやらなくちゃいけない。世話が休めるのはいいけれど、状態は十分にチェックしてやらねばと思う。しかし、今年も池で飼ってやることは叶わなかったな…(=w=) 

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最近借りた本たち

 最近借りた本とか。

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「東京藝大物語」は、茂木先生が東京藝術大学で実際に講義を行っていたことがあるらしく、その経験を元にして書かれたとおぼしき小説である。あまり期待せずに借りたんだけど、読み始めるとなかなか面白い。若いときは誰もが熱意を持ったり空回りしたりするのかもしれないけど、芸大での青春は、ものづくりに関わるがゆえか、熱意や空回りの度合いもよりへんてこで激しい気がする。「ハチミツとクローバー」とか、「京都ゲイタン物語」とか、そんなに読んだわけじゃけど、芸大に関する読み物は結構面白いものが多いように思う。
燃えよ剣」は、カレー沢先生がやたらと土方さんを推しているのを読んだのに加えて、(幕末物を読めば新選組は必ず出てくるのだが)新選組そのものに関する本を読んだことがないので借りた。この本で土方さんが推しメンである理由が分かるかどうかは謎である。

「きみの鳥はうたえる」@元町映画館

 元町映画館で「きみの鳥はうたえる」を見る。
 この映画、主人公たちはスマホを持ったりはしてるんだけど、どこか10年代とは思えないような空気感があった。原作が書かれた時代を知っていたからかもしれないけれど、函館という街がそういう空気感を持っているからかもしれない。
  主人公の一人、佐知子は「若さってなくなっちゃうものなのかな」と言う。若くて何者でもないっていうのは、それだけで素晴らしいことなんだけど、本当に若いときにはそのことには決して気づかないんだろう。いつかは終わるということも含めて、この映画は若さの持つかけがえのなさそのものなのだ。
 「僕」が書店で働き始めた理由が妙に気になったり、静雄のTシャツの着こなしは力が抜けて格好いいなとか、うまそうにビールを飲むよなあとか。あと、静雄と佐知子がカラオケに行くシーンがあるんだけど、佐知子が歌うハナレグミの「オリビアを聴きながら」がまた刹那的で、何だか碧々としてしまった。


『きみの鳥はうたえる』予告編

Cafe Apied@大原

京都、大原のCafe Apiedに行ってきた。Apiedさんはカフェ以外にもAPIEDという文芸誌を作っておられる。もう廃刊になってしまったが、以前はCINEMA APIEDという映画誌も作っておられ、私は5年ほど前にエッセイを載せてもらったのだ。

載せてもらって5年になるのに、なぜ今まで行かなかったんだという話になるんだけど、まあ、年月が経つのは早いというか…。ただ私、東京のみじんこ洞さんの件で懲りたのだけど、行こう行こうと思っていたお店が閉店になってしまったりするのはもう嫌なのだよなあ…。

大原って、私は初めて行ったんだけど、三千院などがあってよく知られてはいるものの、四条からバスで40分ぐらいかかるし、そのバスも結構混むしで、「さあ、行くか!」と思い立たないとなかなか行けない。でも店内の席は紅葉シーズンでもないのにほぼ埋まっていて、お店の人気がうかがい知れた。Apiedさんが目的で大原を訪れる人もいるのだろうな。店内も、昔通った中崎町あたりのカフェを思い出すような、とても落ち着いた居心地のいい雰囲気だった。店主の金城さんに挨拶すると、さすがに私のことは記憶しておられなかったが、話しているうちに、宝塚から来たことを喜んでもらえたのか、CINEMA APIEDの新しい号をいただいたりと、とてもよくしていただいた。でもこういうふうに、物を読んだり書いたりの関係でつながりができると嬉しいものである。

気がつくと最近は、未知の場所に行きたいという気持ちが薄れてきたように思う。高野山でも出雲大社でも、郡上八幡でも豊島でも、行きたいところは国内でもまだまだあるはずなのだ。そういうことを実感できた意味でも、足を運んでよかった中庸の一日だった。

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「ロシア語だけの青春」

 黒田龍之助先生の「ロシア語だけの青春」を読む。黒田先生は高校の頃から「ミール」という東京の代々木にあった学校でロシア語を学び始め、ひたすら発音練習をしたり、暗唱にはげんだりする。覚えることや続けることなど、身につまされることも多く、とても面白い。他にも中世ロシア語やチェコ語ウクライナ語などを学習しておられて、よく単語がこんがらがらないものである。世の中にはスポンジのごとく多言語を吸収できる人がいるが、先生もその種の方だろう。ただただ好きで語学の学習にのめり込んでおられて、だからこそ、友人との青春や授業のよもやま話などに関しても、これほどユーモアのある文章をお書きになられるんだろうな。